【2026年】夏フェスでスマホが繋がらない!フジロック圏外で学んだデュアルSIM対策
「友達、もう着いたのかな?」——フジロックの会場に向かうシャトルバスの中で、私のスマホはずっと圏外でした。LINEを送っても「送信中」のまま進まない。会場に着いてからもSNSは開かず、合流の連絡すらできない。結局、送信エラーの「!」マークを何度も何度もタップして再送信し、やっとメッセージが届いて合流できた……という苦い思い出があります。
そのとき使っていたのはahamo(ドコモ回線)。「ドコモなら安心」と思っていたのに、苗場の人混みの前ではあっさり通信が死にました。この記事では、夏フェスやライブでスマホが繋がらなくなる原因と、私が実際にたどり着いた一番現実的な対策を、体験ベースで紹介します。
- 結論:メイン回線はそのままで「サブ回線」を持つ=デュアルSIMが一番効く
- サブに最適なのはpovo2.0(基本料0円・必要な日だけ「データ使い放題24時間=330円」をトッピング)
- メイン回線が混雑で死んでも、別キャリアのサブに切り替えれば連絡が取れる
- 当日はこれにモバイルバッテリー+地図・チケットの事前ダウンロードを足せば、ほぼ困らない
なぜ夏フェス・ライブでスマホは繋がらなくなるのか
原因はシンプルで、「輻輳(ふくそう)」です。狭いエリアに何万人もが一気に集まり、全員が同時にSNSや写真投稿、連絡をしようとすると、基地局がさばける通信量を超えてしまう。すると、電波は立っているのにデータが流れない(=「パケ詰まり」)状態になります。フジロックのような野外フェスは、もともと山間部で基地局が少ないうえに人が密集するので、輻輳が起きやすい典型的な環境なんです。
各キャリアも手をこまねいているわけではありません。たとえばNTTドコモは2025年、フジロック会場の設備容量を従来の約2倍に増強すると発表しています(ドコモ公式・通信改善の取り組み)。年々マシにはなっているのは事実です。それでも、ピーク時間帯やステージ移動が重なる瞬間に「繋がらない」が完全になくなるわけではない。「キャリアの改善に期待しつつ、自分でも保険をかけておく」のが現実的な答えです。
【実体験】フジロックでahamo(ドコモ)が圏外になった話
私が苗場に行ったのはコロナ前。当時はいまよりも電波事情が厳しく、特に印象に残っているのが会場までのシャトルバス移動中でした。山道に入った瞬間からほぼ圏外。先に現地入りしている友達が「もう着いた」のか「まだバスの中」なのか、まったく分からない。SNSのタイムラインも一切更新されず、情報から完全に切り離された感覚でした。
会場に着いても状況は大きく変わらず。LINEを送っても送信エラー。電波が一瞬だけ復活したタイミングを狙って、ひたすら再送信を繰り返す。結局、何度目かのリトライでようやくメッセージが届き、合流できました。「ドコモ系だから大丈夫」という思い込みが、一番危ないと痛感した出来事です。
正直に書いておくと、私はこの一件のあとに後述のデュアルSIM化(ahamo+povo)を済ませたものの、その後まだフェスには行けていません。なので「フェスでの再検証」は私自身はまだできていない、というのが本当のところです。ただ——同じ”混雑イベント×電波”という条件のディズニーでは、povoのトッピングが効くことを実体験で確認済みです。その話は関連記事にまとめています。
関連記事【2026年】ディズニーで繋がらない!ahamo・povo・楽天モバイルを実際に使って比較した
一番効く対策は「デュアルSIM」=サブ回線を持つこと
フェスの電波対策はいろいろありますが、根本的に効くのは「回線を2つ持つ」こと。理由は、輻輳はキャリアごとに起きるからです。ドコモがパンクしていても、au回線やソフトバンク回線はまだ余裕がある——ということが普通に起こります。メインが死んだら、別キャリアのサブに切り替える。これがフェス会場で連絡を死守する一番確実な方法です。
サブ回線に最適なのは「povo2.0」
サブ回線におすすめなのがpovo2.0(au回線)。理由は、基本料が0円だから。普段は維持コストゼロで寝かせておき、フェスやライブの日だけ「データ使い放題(24時間)=330円」をトッピングすればいい(povo公式・トッピング詳細)。使った日だけ課金されるので、年に数回しかイベントに行かない人でもムダがありません。au回線なので、ドコモ系のメインが混んでいても回線が分散されるのもポイントです。
iPhone(iPhone 12以降)やGoogle Pixel・Galaxyなど、いまの主要スマホはほぼeSIM対応なので、物理SIMを差し替えなくてもアプリから数分でサブ回線を追加できます。
メイン+サブのおすすめ組み合わせ
- ahamo(メイン)+ povo2.0(サブ):ドコモ網の広さ+au回線の保険。イチオシ
- 今の大手キャリア(メイン)+ povo2.0(サブ):今のメインはそのまま、サブだけ足す最小構成
- 楽天モバイル(メイン)+ povo2.0(サブ):データ無制限派向け。生活圏で楽天が安定している人に
フェス当日にやる電波対策チェックリスト
デュアルSIM以外にも、当日その場でできる対策があります。組み合わせれば「繋がらないストレス」はかなり減ります。
- モバイルバッテリーを持つ:電波が悪いとスマホは基地局を探し続けてバッテリーを激しく消耗する。10,000mAh以上が安心
- 地図・タイムテーブル・電子チケットを事前ダウンロード:オフラインで見られる状態にしておく。当日の通信を温存できる
- 連絡手段を複数用意:LINEだけに頼らず、SMS(ショートメッセージ)も使えるように。SMSは少ない電波でも届きやすい
- 合流場所と時間を事前に決め打ち:「繋がらない前提」で、◯時に△△、と先に約束しておくのが最強の保険
- 不要な自動通信をオフ:写真の自動アップロードやアプリ更新を切って、回線の混雑に加担しない
メイン回線そのものを見直すなら
「そもそもメイン回線が弱いかも」という人は、これを機に乗り換えを検討するのもアリです。私はドコモ回線の広さを評価してahamoをメインにしています。混雑時に単体だとつらい場面はある(だからサブを足す)ものの、普段使いの安定感とエリアの広さはやはり強い。料金もシンプルで、メイン回線として土台にしやすいです。
よくある質問
povoだけ(1回線)でフェスに行けば大丈夫?
povo単体でも使えますが、フェス対策としては「メイン+サブの2回線」が本来の狙いです。1回線だけだと、その回線が混雑で死んだときに逃げ道がありません。普段の回線はそのままに、サブとしてpovoを足すのがおすすめです。
フェスで一番強いキャリアはどこ?
「会場・年・時間帯」で変わるので、絶対的な正解はありません。だからこそ1社に賭けるより、別系統の回線を2つ持って分散させる方が確実です。私の体験ではドコモ系(ahamo)でも圏外になったので、「大手だから安心」は過信しないほうがいいです。
デュアルSIMにすると料金は高くなる?
サブをpovo2.0にすれば基本料は0円。フェスやライブの日に「データ使い放題24時間=330円」を買うだけなので、年に数回なら追加負担は数百円〜千円程度です。安心料としてはかなり割安だと思います。
eSIM非対応のスマホでもデュアルSIMにできる?
物理SIMスロットが2つある端末なら物理SIMで、eSIM対応端末ならeSIMで追加できます。iPhoneは12以降、AndroidもPixelやGalaxyなど主要機種はeSIM対応です。お使いの端末がどちらに対応しているか、事前に確認しておきましょう。
まとめ:繋がらない前提で、保険をかけておこう
フジロックでLINEが送れずに焦った経験から言えるのは、「キャリアの電波に100%は期待しない」のが正解だということ。輻輳はどのキャリアでも起こり得ます。だからこそ、メイン回線はそのままに、基本料0円のpovo2.0をサブに足してデュアルSIM化しておく。これだけで、いざ繋がらなくなったときの逃げ道ができます。
そこにモバイルバッテリーと地図・チケットの事前ダウンロード、そして合流場所の決め打ちを足せば、当日の「繋がらないストレス」はほぼ消えます。次の夏フェス・ライブを、連絡の不安なく全力で楽しんでください。


