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【正直レビュー】UGREEN FitBudsを毎日使って分かった本音|地下鉄だけは注意

【正直レビュー】UGREEN FitBudsを毎日使って分かった本音|地下鉄だけは注意

家にいると、宅配のチャイムに気づけないことがよくありました。音楽に集中していると、インターホンの「ピンポーン」が音にかき消されて、再配達のお知らせが届いてはじめて「あ、来てたんだ」と気づく。あれが地味にストレスだったんです。

外を歩くときも同じで、ノイズキャンセリングのイヤホンをつけて歩いていたら、ふと振り返ったときに後ろからすぐ近くまで人が歩いてきていて、ヒヤッとしたことが何度かあります。車や自転車が近づいてきても気づきにくい。便利なはずのノイキャンが、屋外では逆に怖い、と感じる瞬間が確かにありました。

かといって、スピーカーで音を流すほどでもない。耳元で聞きたい。でも耳は塞ぎたくない。そんなワガママを叶えてくれるのが「耳を塞がないイヤホン」=オープンイヤー型でした。

この記事では、私が2026年の2〜3月ごろから毎日使っている UGREEN FitBuds(ユーグリーン フィットバッズ)を、約3〜4ヶ月のリアルな使用感で正直にレビューします。良かった点だけでなく、地下鉄で全然使えなかったこと、マスクに引っかかって1回落としたことまで、盛らずに書きます。

この記事の結論(毎日3〜4ヶ月使った私の本音)
・在宅ワーク/職場のながら聴き/ランニングが中心の人 → UGREEN FitBudsで十分すぎる。3,000円台の元はとっくに取れた
・カナル型(AirPods等)の耳の蒸れ・圧迫が苦手な人 → 開放感が解決してくれる
・屋外で周囲の音も把握しながら聴きたい人 → 安心感がまるで違う
・✕ 地下鉄通勤がメインの人/電車で音楽に没入したい人 → 走行音に負けるのでおすすめしない
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます

そもそもオープンイヤー(耳を塞がない)イヤホンとは?骨伝導との違い

まず前提を簡単に整理しておきます。「オープンイヤー型」は、その名のとおり耳の穴を塞がないイヤホンのこと。耳の入り口の近くに小さなスピーカーを置くようなイメージで、音は鳴っているのに耳の穴は開いているから、周りの音もそのまま聞こえます。

私が使っている UGREEN FitBuds は「耳掛け式」のオープンイヤーで、メガネのツルのように耳の上にちょこんと掛けて使うタイプです。

よく混同されるのが「骨伝導イヤホン」ですが、これは別物です。骨伝導は、こめかみのあたりの骨を振動させて音を伝える仕組みで、鼓膜ではなく骨から音を届けます。一方オープンイヤーは、ちゃんと空気を通して鼓膜に音を届ける普通のスピーカー方式です。

方式 音の伝え方 特徴
カナル型(AirPods等) 耳の穴に入れて密閉 没入感・遮音性が高いが蒸れる・周りが聞こえない
オープンイヤー(FitBuds) 耳を塞がず空気で届ける 周りの音が聞こえる・蒸れない。音漏れと環境音に弱い
骨伝導 骨の振動で届ける 耳が完全に自由。音質はやや独特

ざっくり言えば、「周りの音は聞こえていてほしいけど、音質はそこそこ普通がいい」なら、骨伝導よりオープンイヤーのほうがしっくりくる、というのが私の感覚です。

UGREEN FitBudsのスペックと、”3,000円のテスト購入”が本命になった話

正直に白状すると、私は最初このイヤホンを「お試し」で買いました。

オープンイヤーが気になってはいたものの、いきなり高いのを買って合わなかったら嫌だな、と思っていたんです。調べると、有名どころの Shokz(ショックス)は約15,000円、Anker でも1〜2万円する。ぽんと出すには少し勇気がいる金額です。

そんなとき、ちょうどセールで UGREEN FitBuds が約3,000円まで下がっていました。通常は5,000円台後半なので、半額近い。「これでオープンイヤーが自分に合うか試して、良ければ高いやつを買えばいい」——そういうつもりでカゴに入れました。

ところが結果は、テストのつもりが本命になりました。毎日使うようになって3〜4ヶ月、いまだに「もっと高いのが欲しい」と思ったことが一度もありません。私の用途では、これで全部足りてしまったんです。

まずはスペックをざっと並べておきます。

項目 UGREEN FitBuds(HiTune S7)
タイプ オープンイヤー耳掛け型
接続 Bluetooth 6.0/2台同時接続(マルチポイント)
ドライバー 18mm チタンドライバー(Hi-Fi・音漏れ抑制設計)
マイク 4マイク DNNノイズキャンセリング(通話用)
再生時間 最大28時間(ケース込)・急速充電・アプリ操作対応
防水 IPX5(汗・小雨対応)
価格 通常5,000円台後半/セール時3,000円台

数字だけ見ると「この価格でこれだけ入ってるの?」という盛りだくさん感があります。実際に使ってみて、誇張ではなく日常使いで困らないレベルだった、というのがこの記事の本題です。

【良かった点①】周りの音が聞こえる安心感が、想像以上だった

毎日使ってみて、一番ありがたみを感じるのは結局これでした。耳が空いているから、周りの音がちゃんと聞こえる。

職場ではイヤホンOKな環境なので、作業中はずっと音楽やBGMを流しています。そこに急に内線や電話が鳴っても、イヤホンを外さずにそのまま気づける。家でも同じで、音楽を流しながら家事をしていても、インターホンのチャイムや、社内チャットツールの通知音がちゃんと耳に入ります。冒頭で書いた「宅配に気づけないストレス」が、これでほぼ消えました。

そして屋外。これが個人的に一番効いています。歩きながら音楽を聴いていても、車のエンジン音、近づいてくる自転車のチリンという音、後ろから歩いてくる人の足音まで聞こえる。ノイキャンを使っていたときに感じた「気づいたら後ろに人がいた」あの怖さがありません。周囲の状況を把握しながら聴ける安心感は、一度味わうと戻れないです。

「音に没入する」のとは逆の方向ですが、生活に溶け込ませて使うなら、この“聞こえる”はとんでもなく大きなメリットだと思います。

【良かった点②】蒸れない・耳が痛くない。カナル型のストレスがまるごと消えた

私はもともとカナル型(AirPodsのような耳の穴に入れるタイプ)を使っていたんですが、地味にずっと不満だったのが「蒸れ」でした。

長時間つけていると耳の中が蒸れてくるし、運動したあとなんかは汗でぬるっとして気持ち悪い。イヤーピースを外したときの、あのこもった感じが苦手だったんです。

オープンイヤーは、そもそも耳の穴に何も入れません。物理的に開いているから、蒸れようがない。これが本当に快適で、「蒸れがないことがこんなに良いのか」と乗り換えてから気づいたくらいです。

痛くならないのも大きい。耳に掛けるだけで本体も軽いから、数時間つけっぱなしでも耳がまったく痛くなりません。むしろ、仕事で集中していると、つけていること自体を忘れていることがあります。ふと「あれ、まだイヤホンつけてたんだ」となる。存在感がないことが、ここまで快適だとは思いませんでした。

【良かった点③】音漏れは小さい。寝室・無音で隣の人が気づかなかった

オープンイヤーで一番心配されるのが「音漏れ」だと思います。耳を塞がない=周りに丸聞こえなんじゃないか、と。

正直、私も職場や電車で「隣に聞こえてないかな」と気になることはあります。だから、ちゃんと検証してみました。

夜、寝室でこのイヤホンをつけたまま音を流して、すぐ隣にいた人に「音、聞こえる?」と聞いてみたんです。条件としてはかなりシビアで、部屋は無音、距離は隣。普通に考えたら一番音漏れがバレやすいシチュエーションです。

結果は、「全然わからない」でした。隣にいた人は、私がイヤホンで何か聞いていることにすら気づいていませんでした。これには正直ホッとしました。UGREEN FitBudsは音漏れ抑制設計をうたっていますが、無音の寝室で隣の人が気づかないなら、日常の音量・距離ではまず問題にならないと判断していいと思います。

ちなみに屋外では、そもそも歩きながら使うので周りに環境音があるし、音漏れが問題になる距離に人がいません。実用上、音漏れで気をつかう場面はほとんどありませんでした。

【正直イマイチ①】地下鉄だけは本当にダメ。音量MAXでも音声はほぼ聞こえない

ここからは正直に弱点を書きます。信頼してもらうために、ここが一番大事だと思っています。

最大の弱点は、地下鉄です。これは本当にダメでした。

地下鉄に乗ると、ガタンガタンという走行音が容赦なく耳に入ってきます。オープンイヤーは耳が開いている=周りの音がそのまま聞こえる構造なので、当然その走行音もダイレクトに入る。すると、流している音楽がその騒音にかき消されてしまうんです。

どのくらいかというと、iPhoneの音量をマックスまで上げても、集中してやっと聞き取れるか聞き取れないか、というレベル。音楽はまだ「鳴っているのは分かる」けど、ポッドキャストやオーディオブックのような音声系は、ほぼ何を言っているか聞き取れませんでした。

これはこのイヤホンが悪いというより、オープンイヤーという仕組みの宿命です。環境音を消す機能がそもそもないので、大きな騒音の中では物理的に勝てない。だから、地下鉄通勤がメインで、移動中に音楽や音声にしっかり浸りたい人には、オープンイヤー全般がおすすめできません。ここは正直に言っておきたいです。

ここだけは要注意
地下鉄・騒音の大きい電車の中では、オープンイヤーは走行音に負けます。音量MAXでも音声はほぼ聞き取れません。通勤中の没入リスニングが目的なら、素直にノイズキャンセリングのカナル型やヘッドホンを選んだほうがいいです。

【正直イマイチ②】マスク・メガネと干渉する。実際に1回落とした

もうひとつ正直に書いておきたいのが、マスクやメガネとの干渉です。

耳掛け式なので、構造上どうしても耳の上のスペースを使います。そこにマスクのゴムやメガネのツルが重なると、たまにぶつかる。

実際、外でマスクを着けようとしたとき、マスクのゴムが耳掛け部分に引っかかって、イヤホンがポロッと落ちたことが1回あります。地面に落ちた瞬間は「あっ」と血の気が引きました(幸い壊れませんでした)。

それ以来、私の中でルールができました。外すときは「イヤホンを外してから、マスクを外す」。この順番を守れば引っかかりません。逆にマスクから先に外そうとすると、ほぼ毎回イヤホンに干渉します。ちょっと面倒ですが、慣れれば無意識にできるようになります。

あと細かい点だと、ジャンプのような上下運動をすると、耳掛けの柔らかいシリコン部分が「ブルブルッ」と少し震える感覚があります。とはいえ、走っている分にはまったく気にならないレベルなので、デメリットというほどではありません。

干渉のデメリットと対策
・マスク/メガネのツルが耳掛け部分と干渉することがある
・実際にマスクのゴムに引っかかって1回落とした
・対策=「イヤホンを外してからマスクを外す」順番を守る
・上下運動でシリコン部が少し震えるが、走行中は気にならない

ランニング・スポーツでの使い心地。AirPodsよりズレない

運動用としても、このイヤホンはかなり優秀でした。

カナル型を使っていたころは、走るとだんだんイヤーピースがズレてきて、ときどき押し込み直す必要がありました。汗で蒸れる話とあわせて、運動中のカナル型は地味にストレスだったんです。

UGREEN FitBuds は耳掛け式なので、走ったくらいではまずズレません。むしろ動くと、耳の形にしっかり追従してくる感覚があって、落ちそうな不安がない。AirPods系より明らかにフィットしています。

防水もIPX5なので、汗や小雨くらいなら問題なし。蒸れない・ズレない・汗に強い、と運動向きの条件がそろっています。周りの音が聞こえるから、屋外ランで車や自転車に気づける安全面のメリットも大きい。ランニングのお供としては、文句なしにおすすめできます。

なぜShokzやAnkerでなく、UGREENで十分だったのか(コスパの本音)

ここで、最初の「テスト購入のつもりが本命になった」話に戻ります。

私は本気で、良ければ Shokz(約15,000円)や Anker(1〜2万円)に買い替えるつもりでした。でも、結局その必要を感じませんでした。3,000円台の UGREEN FitBuds で、私の用途は全部満たされてしまったからです。

「もっと高いやつなら、ノイキャン付きのオープンイヤーもあるよ」と言われたこともあります。確かに、環境音をある程度カットできるオープンイヤーも存在します。でも私は、それは中途半端だと感じています

オープンイヤーの一番の価値は「周りの音が聞こえること」です。なのに、そこにノイキャンを足してしまうと、せっかくの”聞こえる”を自分で潰しにいくことになる。それなら最初から、遮音性の高いカナル型のノイキャンを買えばいい。オープンイヤーとカナル型ノイキャンの「いいとこ取り」をしようとしたモデルは、結局どっちつかずになる気がしています。

だから私は、余計な機能のないシンプルなオープンイヤーで十分、という結論にたどり着きました。そして、そのシンプルなオープンイヤーとして UGREEN FitBuds は値段以上の働きをしてくれています。コスパで言えば、ここ最近の買い物で一番満足度が高いです。

価格比較(オープンイヤー)
・UGREEN FitBuds … 通常5,000円台/セール3,000円台 ← これで十分だった
・Shokz … 約15,000円
・Anker … 約1〜2万円
※「とりあえずオープンイヤーを試したい」なら、まずUGREENで様子を見るのが賢いです

ノイズキャンセリングでしっかり没入したい場面(地下鉄通勤・集中作業)には、私は別でヘッドホンを使い分けています。そのあたりの「ノイキャンとの使い分け」は、こちらの記事で詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。

関連記事WH-1000XM6とXM5を比較|XM5から買い替えるべきか正直に教える【2026年】

「通話できる」の正確な意味(ここは誤解されやすい)

UGREEN FitBuds は「4マイク ノイズキャンセリングで通話がクリア」とうたっています。ただ、私の使い方を正確にお伝えしておきます。

私は、音楽はこのイヤホンで聴いて、電話は別のスマホで受けています。つまり「イヤホンで通話している」わけではありません。

ではなぜ「職場で急な電話に出られる」と言えるかというと、オープンイヤーは耳が空いているからです。イヤホンをつけたまま、別のスマホを耳に当てて電話に出ても、相手の声がちゃんと聞こえる。耳を塞ぐカナル型だと、いったんイヤホンを外さないと電話に出づらいですが、オープンイヤーならその手間がいりません。イヤホンが多少じゃまになる程度で、普通に会話できます。

これが「電話に強い」と私が感じている理由です。なので、本体の4マイク通話ノイキャンの実力(イヤホンのマイクで通話したときの音質)は、私自身が試していないため、ここではスペック紹介に留めておきます。私の体験としての”電話の出やすさ”は、あくまで「耳が塞がっていないこと」のメリットだと理解してください。

こんな人におすすめ/おすすめしない

毎日使った結論として、向き・不向きをはっきり分けておきます。

◎ こんな人におすすめ
・在宅ワーク・職場でながら聴きしたい人
・ランニング・スポーツで使いたい人(ズレない・蒸れない・IPX5)
・カナル型の蒸れ・圧迫・耳の痛みが苦手な人
・屋外で周囲の音を把握しながら聴きたい人(安全重視)
・まず安くオープンイヤーを試したい人(3,000円台)
✕ こんな人にはおすすめしない
・地下鉄通勤がメインの人(走行音に負ける)
・電車内で音楽・音声にしっかり没入したい人
・重低音をガッツリ味わいたい人(静かな環境では十分だが、騒音下は厳しい)

要するに、「静かめの環境でのながら聴き」がハマる人には最高で、「うるさい環境での没入リスニング」が目的の人には向かない。自分の使い方がどっちかで判断するのが、後悔しない選び方だと思います。

まとめ:3,000円台のオープンイヤー、入門にも本命にも

UGREEN FitBuds を毎日3〜4ヶ月使ってきた本音をまとめると、こうなります。

周りの音が聞こえる安心感、蒸れない・痛くない快適さ、寝室でも気づかれないほど小さい音漏れ、ランニングでのフィット感。日常使いで欲しいものは、3,000円台でちゃんとそろっていました。

一方で、地下鉄では走行音に負けて音声がほぼ聞こえないこと、マスク・メガネと干渉して1回落としたこと——この弱点も正直にお伝えしました。ここを許容できるなら、コスパで言えば文句なしの一台だと思います。

「とりあえずオープンイヤーを試してみたい」人の入門機としても、「シンプルなオープンイヤーで十分」という人の本命としても、自信を持っておすすめできます。私はテストのつもりで買って、そのまま本命になりました。

よくある質問(FAQ)

Q. UGREEN FitBudsは音漏れしますか?
私が寝室(無音)でつけたまま隣の人に確認したところ、「全然わからない」と気づかれませんでした。音漏れ抑制設計のおかげで、日常の音量・距離では問題になりにくいです。ただし耳を塞がない構造上、極端に大音量にすればゼロにはなりません。
Q. 電車や地下鉄でも使えますか?
静かな電車ならまだ聴けますが、地下鉄はおすすめしません。走行音が大きく、iPhoneの音量をMAXにしても音楽はかき消され、ポッドキャストなどの音声はほぼ聞き取れませんでした。オープンイヤー全般の弱点です。
Q. メガネやマスクと干渉しませんか?
耳掛け式なので、たまに干渉します。私はマスクのゴムに引っかかって1回落としました。対策は「イヤホンを外してからマスクを外す」順番を守ること。これで引っかからなくなります。
Q. ランニングでズレたり落ちたりしませんか?
耳掛け式なので、走ったくらいではまずズレません。AirPodsのようなカナル型より明らかにフィットします。IPX5防水で汗にも強いので、運動用としてかなり優秀です。
Q. 3,000円台のイヤホンで音質は大丈夫?
静かな環境であれば十分満足できます。低音が弱いと感じることもありませんでした。地下鉄で聞こえないのは音質の問題ではなく、走行音にかき消されているためです。
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chillog 運営者

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都内在住のWebディレクター(業界歴5年)/サウナ・スパ健康アドバイザー。「ガジェットと、整う暮らし」をテーマに、自腹で買って使ったモノだけを正直にレビューしています。